実務歴10年目の行政書士が選ぶ、実務で実際に使用する便利グッズを紹介します。(2023年3月更新)
便利グッズ
1.パソコン
Panasonic Let’sNote(レッツノート)
画像 パナソニックストア https://ec-plus.panasonic.jp/store/
私は、レッツノートの中古パソコンを使用しています。3~4年落ちのレッツノートを、6万円ほどで購入し、1年~2年使用します。新品で買うと20~30万円となります。現在使用しているメイン機器はCF-LX6です。第7世代Core-i5、メモリ8GB、SSD500GBの仕様です。残念ながらWindows11の対象ではありませんが、2~3年はWindows10で十分だと思っています。
レッツノートは、行政書士、弁護士、司法書士、税理士などの士業者の愛用者が多いです。レッツノートを使用していると、できる先生だなと勝手に思ってしまいます。
気に入っている点は、頑丈、外部接続端子が豊富、見た目が武骨で古さを感じないなどです。
実務をこなす士業でMACがメインの先生は少数だと思います。プライベートでMACを使用することはあっても、仕事ではWindowsが入ったパソコンを使用していると思います。
2.印鑑用ポーチ
行政書士実務では、職印、認印、銀行印、実印などの印鑑が必要です。役所へ申請に行く際は、職印、認印は必須となります。その他、朱肉と印鑑マットも持ち歩きます。
これが意外にかさばる為、印鑑を入れるポーチが必要となります。印鑑を入れるポーチはお客様の前で出すこともある為、見栄えが良いものがおすすめです。
私は、本革のポーチを購入して使用しています。以下が実際に使用しているポーチです。4年半ほど使っています。Yahooショッピングで3000円程で購入しましたが、現在は販売をしていないようです。
印鑑マットも栃木レザーのの本革を使用しています。士業は安物を使ってはいけないという、勝手な思い込みから良い物を長く使うように心がけています。
3.証明書ケース
行政書士証票ケース
画像 全行団
行政書士証票、行政書士会会員証、申請取次届出済証明書、著作権相談員カードなどが入ります。申請取次届出済証明書は、ラミネートされたカードで他の証明書より一回り大きいのですが、無理なくいれることができます。
予備用名刺、個人番号カード、クレジットカード、スイカなどを入れてもいいと思います。
全行団で購入することができます。値段は880円となります。
4.組み合わせ印
アスクル シャチハタ組み合わせ印
画像 ASKUL
郵便の住所欄などの押印に使用するゴム印です。開業当初は、シャチハタではなく、スタンプ式の組み合わせ印を使用しましたが、手や保管場所が汚れることからシャチハタに変更しました。
組み合わせ印のいいところは、事務所名や事務所所在地等を変更した際に、変更したスタンプのみ購入すればいいことです。そのため、大手が作る組み合わせスタンプ印を購入することをおすすめします。
そこでおすすめなのが、ASKULが販売するシャチハタ組み合わせ印です。大手アスクルのため、製品が無くなる可能性が少ないと思います。
私が使用しているのは以下となります。
- 郵便番号・住所欄:シヤチハタ 組み合わせ印 0759号(2行)ヨコ 印面寸法59mm×7.5mm
- 事務所名蘭:シヤチハタ 組み合わせ印 0759号(1行)ヨコ 印面寸法59mm×7.5mm
- 行政書士・氏名欄:シヤチハタ 組み合わせ印 0559号 ヨコ 印面寸法59mm×5mm
- 電話番号欄:シヤチハタ 組み合わせ印 0559号 ヨコ 印面寸法59mm×5mm
なお、FAX廃止の流れに乗り、FAX番号の記載はしていません。
行政書士・氏名欄は、「行政書士 鈴木篤」としています。行政書士の文字フォントサイズを少し小さくしています。
全部で8000円程度となり少しお高めですが、その後の郵便物の処理の効率を考えると、安いと感じます。
5.ホチキス
プラス フラットホッチキス ピタヒット ST-010X
画像 amazon
このホチキスの特徴は、止めたあとに芯が平らになることです。大量の書類をホチキス止めしてもかさばりません。
また、写真の黄色い部品でホチキスの止め位置を調整でき、さらに値段も安いことも魅力です。一つ当たり200円~300円です。事務所用、持ち運び用と複数個買ってもお財布にやさしいです。
難点としては、とじ枚数が20枚までということです。行政書士事務所は、良い紙を使うことが多いため、紙の厚さがあり、とじ枚数20枚でもうまくいかないことがあります。
とじ枚数が多い場合は、ホチキスの芯が一回り大きいホチキスを用意しましょう。
マックス ホッチキス バイモ11 ポリゴ HD-11SFLK/B
画像 amazon
40枚とじの50本装填のホッチキスです。ホチキス芯のサイズは、ワンサイズ大きい10号となります。こちらも綴じた後に、とじ足がフラットになります。
ホチキスは様々な種類があり、100円ショップでも販売されています。選ぶ際は「芯が平らになる」ことを条件にしましょう。
6.穴あきパンチ
マックス パンチ DP-30/B
画像 amazon
パンチ2穴、30枚開け、金属ゲージ、ロック付きです。コンパクトながらしっかりした作りで、開業当初から使用しています。
他にも穴あきパンチはありますが、「2穴あけ」はもちろんですが「ゲージ付き」は必須です。
ゲージがあれば、後から書類を追加する際も、ファイルに綴じた時にぴったり揃えることができます。ゲージが無い場合は、自分の感覚か、真ん中に折れ目を入れ目印をつけておりますが、ずれが生じやすいです。
取扱業務によっては、厚い書類に穴をあけることもあります。その場合、大きめの穴あきパンチを使用することで対象できますが、ゲージがあればほぼ同じ位置に穴があくため、厚い書類も何回かに分けて穴をあければきれいに書類を揃えることができます。
ゲージ付きを条件に2穴パンチを選びましょう。
7.ペン
三菱鉛筆 多機能ペン ジェットストリーム
画像 uni https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/jetstream/jetstream2/jet_1.html
ペンは好みがあるので、好きなペンを使っていいです。私がこだわっているのは、シャーペンが使え、ボールペンがかすれにくい多機能ペンということです。
今のところジェットストリームの多機能ペンが条件を満たしています。
実際に私が使用しているのは、ジェットストリーム(MSXE350005.15)2&1 0.5mmです。これは、黒・赤の0.5mm油性ボールペンと0.5mmシャープペンが一緒になった多機能ペンです。
シャープペンは、依頼者に押印をもらうさいに、押印か所を丸で囲んだりするときに便利です。押印後は、シャープペンの後を消しゴムで消します。
画像 amazon
ジェットストリームは司法試験受験生にも愛用されていると聞いたことがあります。シャーペンは、お客様へサインや押印をもらう際に、原本へ記載箇所の指定をするさいに役立ちます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パソコン、ポーチ、ホッチキス、穴あけパンチ、ペンなどの事務用品は、100円ショップのものでも十分使えますが、便利なグッズを使用すると仕事のちょっとしたいら立ちがなくなります。
ご自身のお気に入りグッズを見つけ実務に励みましょう。