新型コロナウイルス感染症が広がっている中、行政書士事務所を開業すべきか

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新型コロナウイルス感染症が広がっている中、行政書士事務所を開業すべきか

現在、世界的に新型コロナウイルス感染症が広がっています。日本でも、都市部を中心に全国的な広がりを見せています。東京オリンピック・パラリンピックの開催も延期となり、今後の日本社会がどうなるか予想がつかない状況となっています。

このような状況で、行政書士事務所を開業はどうしたらよいでしょうか?

それは開業時期を延期すべきです。一日でも早く行政書士として活動したい気持ちはわかりますが、現段階では時期を延期するのが無難です。

事務所経営で最も大切なことは、潰れないことです。先が読めないことをリスクともいいます。現段階での開業はリスクが高いことになります。

今できることは開業準備をすることです。

たしかに、行政書士登録をしなければ行政書士業務はできません。しかし、開業には多くのやるべきことがあります。

行政書士登録をしていなくてもできることは以下が考えられます。

  • 業務の勉強(書籍やオンライン講義を活用)
  • 書式の準備(書籍やインターネットで準備)
  • 名刺・パンフレット制作(アスクルやラクスルを利用)
  • ホームページ制作(WordPressを用いて自作、またはホームページ制作会社へ依頼)
  • 事業計画の作成
  • 電話機、FAX、事務机等の備品の準備(電話やFAXの設定は意外に時間がかかる)
  • パソコン・スマホの設定(外でも仕事ができる環境の構築)
  • クラウドサーバーの設定(オススメはMicrosoftのOneDrive)
  • SNSでの発信
  • 各種ソフトウェアの操作の勉強(Excel、Word、会計ソフト、PDFソフトなど)
  • 会計記帳の勉強(自分で記帳する場合) など

やることはたくさんあります。どの作業もそれなりに時間がかかるので、開業前に終わらせておくとスタートダッシュを切れます。

しかし、人と会うことが避けられている状況なので人脈形成は難しいでしょう。行政書士会でも、イベントの開催中止や延期の対応をしています。

今は着実に開業の準備をし、いつでも開業できるようにしておきましょう。

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